死にそうな歯は救えます
歯は簡単に抜いてしまうことがありますが、目や手足だったらどうしますか?
歯も体の大切な臓器ですから、私たちは簡単に抜くようなことはしません。
レントゲンの写真のように割れても、生きていればあきらめずに、何とかするのが使命だと考えますので、ご相談ください。
歯が死んで抜けたのと、歯が死にそうだから抜かなければならないのは違います。死にそうな歯は救います。
「この歯は割れているので抜歯になります」ということはよくあります。では、なぜその葉は割れてしまったのでしょうか?「外から強い力が加わったためです」と説明を受けませんでしたか?確かに強い力に歯が耐えられなくて、歯根が割れてしまうことはあります。このパターンの多くは一度、神経の治療をしており、中に入れてある人工のコアを支点にして割れてしまうのです。
レントゲンの患者さん(70代女性)の歯も、過去に神経の治療をされており、3つに割れています。割れたままにしておくと亀裂から菌が中に入り、歯根を支える細胞(歯根膜)が壊死してしまい保存が不可能になります。細胞が生きていれば、かぶせている銀歯と芯を外して、割れた歯根を接着してかめるようにできます。この患者さんは3か月で歯根膜が再生しました大切な歯ですからあきらめて抜歯する前に相談ください。
当院では入れ歯(インプラントを含む)の無い快適な食生活を皆様に送っていただくことを第一に、日々の診療をしています。