【コラム】開腹手術と歯の根の手術(抜髄)
一般的な腹痛の場合、まず内科にかかり薬を処方されます。その薬で治れば治療は完了です。薬で治らなければ色々調べたのち、外科的な手術になることがあるのです。ですから開腹手術を経験した人はあまりいません。しかし、歯科治療では、痛い・しみる・虫歯が大きい・神経に近いなどの理由で、内科的な薬治療はあまり行われず外科手術である抜髄を行なっています。歯痛の原因は菌なので本来は薬を使って治すべきなのに、多くの患者さんが抜髄をされているのです。抜髄をされた歯は血液がなくなることで空洞(人工の神経は固体なので隙間がある)になるので、ひび割れ、歯周炎、歯の変色、もっと深い位置に菌が入るなどで再治療や抜歯になりやすい状態になるのです。
当院では、まず最初にあまり削らず、薬を歯に直接効かせる歯科内科治療法の一つである3MIX-MP法®で、大切な歯を守っております。詳細はhttp://www.3mix-mp.com参照。