【コラム】3Dプリンターで製作する次世代セラミックス
2017/07/24
通常、銀歯や金歯やセラミックを製作する場合には歯型をとりその歯型で模型を作り、後日来院して装着という流れが一般的です。次世代セラミックスの場合は歯牙の写真や歯型模型の写真を撮り、コンピュータに取り込み製作します。歯型を採るゴム状のものが苦手な人や、通院回数や通院期間が読めない、今日中に歯が欲しいという人に適しています。このコンピュータで製作するセラミックスは、硬度が天然歯と同じなので咬み合わさるきれいな歯を傷めませんし、メタルフリーで体に優しいのが大きな特徴です。値段的にも人の手を介さないので安く出せます。
ご家庭のデジカメとプリンターと似ています。昔は写真屋さんに出していたのが、今は多くの人が自宅のプリンターで出力しているはずです。その場で良く撮れたか判断ができ、帰宅してすぐに写真がつくれるのが、次世代セラミックスと同じです。
(マイタウン 2014年12月号掲載)