抜かない治療法（根尖病巣）
2017/03/29
歯の根尖にうみが溜まり、腫れたり痛みが出ることがあります。このような症状の歯の多くは、過去に神経をとる治療をした場合が大半を占めます。治療法としては被せ物などをはずし、再度根の治療を行うか、外科的に根尖病巣を取り除くことで抜歯を防げます。治りの悪い根尖病巣ができても、保険適用で行える歯根端切除手術という治療法もあります。
当院では、神経をとる処置をできるだけ行わないようにして、通院日数がかからず、経済的にも身体にも優しい診療に努めています。その理由の第一位は、再度の根の治療や抜歯から歯を守るために他なりません。歯も腕・眼・足と何ら変わらない大切な臓器のひとつだからです。一生ご自分の歯で食事をしていただきたいと考え、日々の診療を行っています。
