3MIX-MP法(R)導入以前と導入後の当院における処置の違い
2017/03/29
3MIX-MP法を導入してから6年以上がたちました。導入当初から成果をあげており一昨年より認定医の称号をいただいております。抜歯を宣告されたり治療放棄をされた患者さんを救っております。無理だとあきらめる前にご相談下さい。
治せないことはまずありません。
3MIX-MP法(R)を行えるようになる前と、行えるようになってからの、当院における処置の違いを説明します。
Cゼロではなく、Cオーと呼びます。オーはオブザベーションの頭文字、つまり要観察歯という意味で、現在のところ虫歯とはいえないが、放っておくと虫歯になるかもしれない歯のことです。
【3Mix-MP法導入前】やや削ることもありました。
エナメル質が溶けている虫歯でしみたり、痛んだりすることはありません。しかし、よく見ると歯の噛み合わせのところが黒ずんでいたり、みぞに沿って褐色の色が付いていたりします。
【3Mix-MP法導入前】患部を削って詰め物を補います。
虫歯が象牙質まで進んでいる歯です。ほとんどの人にしみるなどの主訴があります。
【3Mix-MP法導入前】黒くなって細菌に侵された象牙質の部分を全て取り除きます。削った部分を薬剤で洗浄します。しかし象牙細管の中に深く入りこんだ細菌まではとり除くことは出来ませんでした。
さらに進んで歯髄まできている歯です。虫歯に反応して歯髄が炎症を起こし、熱いものがしみたり、夜寝られないほどズキズキと痛みます。歯髄が死んでしまうと根の先端に膿を持つようになり、全身に細菌が運ばれてリウマチや心臓病の原因ともなります。
【3Mix-MP法導入前】神経を取って、薬を詰める治療になり、通院回数は多くなります。虫歯の位置や大きさによっては歯型を採り、補綴物は大きくなります。神経を取ることにより歯は弱くなりました。
歯冠の部分がほとんど無くなった状態です。膿の袋が大きくなると顔が腫れてきます。多くの場合、抜かれる運命にある歯です。
【3Mix-MP法導入前】根管治療を行いますが、歯を抜いて入れ歯やインプラントになる確率が高いです。
3MIX-MP法(R)を行えるようになってからの、当院における処置はこちらをご覧ください。