【コラム】神経を取った歯は抜歯の先延ばし?

   2017/07/24

 神経を取ってしまったからと言って、100%抜歯になるわけではありませんが確率は高くなります。神経を取ってしまった歯は本来血液(液体)で満たされていた所に、人工物(固体)を入れる訳ですから、人工物と天然歯の間に隙間ができます。するとその隙間が原因で、後々根の先に菌が入り込み膿ができたり、新たな虫歯や痛みが出たり、歯自体の破折を起こしたり、もっとひどい場合は骨の破壊(歯周炎)を起こすのです。もちろん歯科医師はそのようなことが起こらないように消毒と滅菌に努めているのですが、約69%が前述したようなトラブルを起こすのです。これを防ぐには神経を取らないで治療をすることです。当院はカリソルプや3MIX-MP法®で、神経を温存することで、治療回数を抑え、歯もあまり削らないように努めている、3MIX-MP法®認定医院です。詳細はhttp://www.3mix-mp.com参照。
(マイタウン 2017年7月15日号掲載)