【コラム】根の膿には歯根端切除手術が有効
根の治療を過去に行った歯(神経を取り除いた歯)は、根の先に膿が溜まりやすく、再度の根の治療になる可能性が高まります。歯科医師も根の治療を行うにあたり、再度の治療にならないように努めているのですが、約70%が再度の根の治療になっています。もし膿が溜まってしまっても、通常の根の治療を行い治ればいいのですが、なかなか治癒しない場合は、歯根端切除手術を推奨します。この治療法は骨に穴を開けて膿を取り出す方法(パウチ法)と、意図的に抜歯をして膿を取り出す方法(再植法)の二つがあります。どちらの方法も保険が適用されるので、諦めずに治療するべきだと思います。
当院ではこのようなことが起こらないようにするため、3MIX-MP法®やカリソルプを用いることで、根の治療と抜歯を回避しております。抜歯される前に何かできることはあるはずです。詳細はhttp://www.3mix-mp.com参照。
(マイタウン 2018年2月15日号掲載)