【コラム】歯を抜いたり削ったりしてはいけない(2)

 

 歯は削ると自然治癒をしない臓器なので、歯科医は極力削らず治すように努めているはずなのですが、いつの間にか大きく削られ、セラミック・金・銀などの人工物が口の中にたくさんあります。虫歯はC1〜4に分類されます。ほとんどの患者さんはC3と呼ばれる神経が露出するかしないかというとても痛い状態で来院されます。多くの歯科医院では大きく削って神経を取り(抜髄)痛みを取り除きますが、これは飲食時のしみる症状が消失しただけです。健康な歯の中は血液で満たされているのですが、抜髄をすると中が空洞になるので菌が入りやすくなり神経をとった歯の約7割が再治療になるのです。
 痛みの原因は菌なので、当院では抜髄をする前に3MIX-MP法®による内科的歯科治療(薬)でほとんどの症例の痛みを取っています。このC3の治療法が将来の分かれ目になり、根の治療(抜髄)をしない。C4は抜歯をしないことが重要です。
(マイタウン 2018年7月15日号掲載)