【コラム】歯を抜いたり削ったりしてはいけない（4）
歯は虫歯になると自然治癒しない臓器です。そのため、大学では極力削らないで治す保存修復学を学んでいます。しかし、実際は多くの国民が入れ歯やインプラントで悩んでいます。これは患者側だけでなく歯科医側にも問題があるのです。多くの患者さんは歯痛が出てから受診します。その時に大きく削られ神経を取る処置が良くないのです。歯の神経はまっすぐ一本ではなく小さく枝分かれしたり、湾曲しているので何度も通院するだけで済まず、後々の再治療になります。その確率は70%弱もあり、それでも治らない場合は、抜歯をされ入れ歯やインプラントで悩むことになるのです。こうならないようにするには、神経を取らないようにするしかありません。痛みの原因は菌なので、菌を取り除けば歯痛は無くなります。当院では薬で治す3MIX-MP法®による神経を取らない治療法を行っています。詳細はhttp://www.3mix-mp.com参照。
（マイタウン 2018年10月15日号掲載）
